
テレビや雑誌で目にするたくさんの「体にいい♪」という情報。あなたは片っ端から試してみるタイプでしょうか?
今回は、巷の健康情報や現代医療に右往左往する私たちが「はっ!」とするような一冊をご紹介します。
『健康マニア、何が楽しい 体にいいことばっかりやって疲れない?』
(https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-788003-8)です。著者は英国オックスフォード大学医学博士の新見正則氏。外科医でもあり漢方医でもあり、あのイグ・ノーベル賞も受賞しています。
節タイトルにはおもしろい言葉が並んでいます。
・健康志向反対
・アルコールはタバコと同様に危険
・一点主義で魔法のような健康法はない
・心配性な人は人間ドックを受けないほうがいい
・体にとって必要があるから血圧は高くなる
・資本主義社会の健康情報なんて信じるのが馬鹿
・スクワットをしなくても和式トイレで用を足せばいい
・ストレスががんを誘発しているというのは真実
・死なない感染症にはかかったほうがいい
・病気は自然に治る
・現代医療はグレーゾーンが相当広い
「え!?お医者様さんの言うことなの?」と思った方もいるかもしれません。しかし、「はじめに」で著者は以下のように述べています。
―健康志向、健康オタク、健康マニアで病気の人、いっぱい知っています。テレビの健康番組や雑誌の健康特集を信じて心配になり、心の調子が悪くなっている人もいっぱいいます。
いかがでしょうか?
どちらかというと、高齢の患者さんをターゲットにしたと推察される本書ですが、予防という観点では若い世代も知っていて損はないです。テレビ番組の出演経験もあり、日々患者さんに向き合っている筆者が、現代の医療界にやんわりとメスを入れたような内容です。
読み進めて行くうちに、いかに日々をストレスなく楽しく生きることが大切か気が付くでしょう。
また、筆者はお医者さんなので、本文中にはお薬や漢方薬を勧めている部分がありますが、その真の目的を読み間違えなければ、健康維持に寄与する一冊であると思います。
健康になるために情報を集めていたのに、その情報に囚われて健康を見失うことなく、現代社会をサバイバルしていきたいですね。
※目次の下に記載したURLをクリックすると本文が数ページ掲載されていますので、ぜひ見てみてくださいね。
▼おすすめポイント▲読みやすく、気楽に知識を更新♪
これまで刷り込まれた健康・医療情報を一度立ち止まって見直せます。文字も大きく読みやすいので、特に高齢の親世代におすすめ。これまでの刷り込みともいえる知識を再考する、頭の体操になるような本ですよ。
『健康マニア、何が楽しい 体にいいことばっかりやって疲れない?』 新見正則/集英社
はじめに
目次
第1章 日常・健康・環境 編
第2章 病気・薬・治療 編
第3章 老い・認知症・お迎え 編
第4章 医者・医療・漢方 編
https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-788003-8
服部友紀子 (水:蠍座)
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