
みなさんは食料品や調味料などを購入するときにどのように商品を選んでいますか?
宣伝で良さそうに思えたもの、売り場でお勧めされているもの、価格が手頃なもの、質の良いもの、なんとなくおいしそう、いつも買っている、など様々な基準があると思います。体に良いものを選びたいと思っている方は、当たり前のように商品の裏面の原材料を確認して買い物をしていらっしゃるかもしれませんね。
今回ご紹介する本は『裏を見て「おいしい」を買う習慣』(http://shufunotomo.hondana.jp/book/b529394.html)。著者はスマイルサークル代表取締役社長岩城紀子氏。食のセレクトショップ「グランドフードホール」を運営し、彼女の舌で選んだ商品を1ジャンル1銘柄のみ取り扱っています。
フードホールは市場とレストランが一緒になったような場所で、選んだ食材をプロのシェフが調理してくれてその場で食べたり持ち帰ったりできるところだそう。海外ではよくあるようですが、日本では岩城氏の作った「グランドフードホール」が日本最初だそうです。
岩城氏のおばあちゃんが愛用していた調味料があっという間に市場からなくなってしまい、体が喜ぶようなおいしい味を再現することが現代では難しくなっているという現実から、それを何とかしようというところから「グランドフードホール」のコンセプトが生まれています。
本書では、愛とこだわりを持った会社や生産者さんが良い商品を作っているのに、知られていなかったり、大量生産の商品と同じ値段付けで経営が立ち行かなくなっていたりするという例が紹介されています。そのような良い商品をこの「グランドフードホール」で扱っているそうです。
私も食べるものに気を付けていて、健康に良い(というより、健康を害さない)自分なりの基準を満たした商品を欲しいと思っていますが、一般的なスーパーやデパートで自分が希望するような商品を見つけるのは難しいと日々感じています。同じような思いで商品を選び、お店まで作ってしまった人がいるなんて、心強い!と思いました。
本の帯には「日本の食の未来を明るくする買い方の啓蒙書」と書いてあり、PART6では、調味料の原材料表示の見方を解説しています。グランドホールフードで取り扱うのを避けている添加物の例も紹介されているので、他の商品の裏を見るときに参考になるのではないでしょうか?(※なんでも完璧というのは難しいので、添加物のない商品ばかりを扱っているわけではありませんので、その点はお間違いなく。)
残念ながら兵庫・芦屋と東京・六本木にしか店舗はありませんが、オンラインショップで買い物もできるようです。
お近くの方はぜひ店舗に寄ってみてはいかがでしょうか?生乳と砂糖のみで作られたソフトクリームは、とてもおいしいかったですよ♪
▼おすすめポイント▲買い方の啓蒙書
健康が気になっているけど、何から取り組んで良いがわからない人の最初の一歩にお勧め。買い物で、健康に、より良い社会を作る手伝いができることがわかりますよ。
『裏を見て「おいしい」を買う習慣』
はじめに
PART1愛情から生まれた「おいしい」を未来につなげ、命をはぐくむ「グラホ」は人生の台所です
PART2日本全国からトップオブトップを集めた夢の店、それが「グラホ」
PART3原体験はおばあちゃんの味。大人になってたどりついた「おいしい」を発掘して表舞台に出す仕事
PART4おいしいものには愛がある。「食べる人を笑顔にしたい」という作る人の思いが詰まっている
PART5ひと口食べたらすぐわかる。この「おいしい」には素敵な物語があるのだ、と
PART6本当の「おいしい」は「安心&安全」。買うときは裏を見て、口に入れるものの中身を知ってほしい
PART7買い続けることがメーカーの力になるから、大事なのは意識して買う習慣
PART8おいしいものを食べているとたくさんのいいことが起きるのはなぜ?
http://shufunotomo.hondana.jp/book/b529394.html
服部友紀子 (水:蠍座)
このコラムニストのプロフィールはこちら
このコラムニストの記事一覧
[su_posts posts_per_page=”-1″ taxonomy=”post_tag” tax_term=”39″ order=”desc”]
