
当たり前のように家庭にある調味料の一つが塩。家に塩がない、という方はいらっしゃらないと思います。
メディアでは「高血圧は塩分の取り過ぎが原因」という健康情報を目にすることが多いので、何となく「塩」にマイナスのイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、塩は私たちが生きて行くために欠かせないものです。
今回ご紹介する本は『塩の図鑑』(http://www.asa21.com/book/b252909.html)です。著者は一般社団法人日本ソルトコーディネーター協会を設立した青山志穂氏。多くの種類がある塩の楽しさを知って欲しいとの思いで書かれたのが本書になります。
本書の副題には「日本と世界の塩245種類の効果的な使いわけ方、食材との組み合わせ方」とある通り、各塩に合う食材から、しょっぱさの程度、製造工程など細かく記載されています。最も身近な調味料の塩ですが、私たちはその製造工程や原材料の違いを意外と知らないのではないしょうか?
”図鑑“という名の通り、掲載されているすべての塩の写真が載っているので、パラパラとめくっているだけでもたくさんの塩を目にすることができて楽しい1冊です。
効果的な塩の使い方を知るならPart5から読んでみるのもいいでしょう。
料理での使いわけ方から、家事、美容での使い方まで紹介されています。また、“減塩はもう古い!?「適塩」目指そう”の項目では、適塩について以下のように説明しています。
◆適塩とは◆人それぞれの身体、環境に合った適度な量の塩を摂取すること。居住地域、生活環境、運動頻度、年齢、性別、身長や体重など、人の状態によって、1日のうちに失われる塩の量、つまり必要とされる塩の量はさまざまです。さらに、汗をたくさんかく日もあれば、ほとんどかかない日もあるので、状態は刻々と変化します。
塩に限った話ではありませんが、私たちは「何かを摂ると健康によい。」と聞くと、つい誰にでも同じように必要だと感じてしまいますが、実際はそうではありません。
では、どうやって適塩を知ればいいのか?本書には「適塩のバロメーターは自分の舌」とあります。喉が渇いたときに水があまくおいしく感じるのと同様に、塩も身体にミネラルが足りていないときはおいしく、足りているときはしょっぱく感じる、自分の舌で感じることがバロメーターになります。
いかがですか? じっくりと自分の適塩を感じてみたことはありますか?
塩には賞味期限がないので、旅のお土産にも最適ですよ♪その土地の塩を買って楽しんでみてはいかがでしょうか。
▼おすすめポイント▲塩を楽しく学び、選ぶ
味や生産地、製造工程など塩選びのヒントが満載です。健康に気を付けていて「選ぶ塩が大事!」とわかっていても、一体何をどうやって選んでいいのかわからないという方にもおすすめです。
※ある調査では近年プラスチックの海洋汚染により塩に微量にプラスチックが混入しているという報告もあります。最新の情報をよく確認してご自身の責任で選んでくださいね。
『日本と世界の塩の図鑑』 青山志穂/あさ出版
目次
カタログの見方
はじめに
Part1 まずは知りたい塩の基礎知識
Part2 知れば知るほど個性豊かな海水塩、藻塩
Part3 色どりが美しい岩塩
Part4 変わり種いろいろ そのほかの塩
Part5 料理も暮らしも楽しくなる!塩の美味しい使い方
http://www.asa21.com/book/b252909.html
服部友紀子 (水:蠍座)
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