お茶を使ったお手当方法をご紹介します。
一つ目は緑茶です。特に肌荒れに悩んでいる方にオススメ。
緑茶に含まれるカテキンはアレルギーの症状を緩和する働きがあります。また、角質層の強化になり、湿疹で傷ついた肌を修復します。肌荒れが起きているところ、炎症が起きているところにスプレーしてみてください。
緑茶のもつ抗酸化パワーはご存知の方も多いかもしれません。体内で引き起こされる酸化によるダメージは、炎症の原因にもなります。酸化のターゲットになるのは、油です。緑茶の抗酸化作用が体内にひそむ油の酸化を防ぎます。もちろん油は体にとって必要不可欠な栄養素です。
しかし残念ながら、その種類によっては体をさびさせてしまう原因にもなっているのです。摂取する油には注意が必要ですね。酸素と結びついた油は過酸化脂質という物質になり、活性酸素を発生させて体をますます損傷していきます。緑茶には抗酸化作用のある成分が豊富に含まれていますので、活性酸素の過剰な発生を抑えてくれます。日中摂取する水分を数回緑茶に切り替えてみてください。緑茶は、ただし産地や農薬の使用などを気をつけたいところですね。
次にご紹介したいのが、びわ茶です。
『びわの葉はいろいろな体の不調に良い』と言われ、日本では昔から体調を崩した時、病気予防に、捻挫や腰痛までびわの葉は利用されてきました。
びわ茶にはカフェインが含まれていませんので、煮出したお茶を冷蔵庫に入れておき、ご家族全員の健康維持に。また、肌に炎症のある方は、電気石とも呼ばれるトルマリン石で焙煎したびわ茶を当サロンでは扱っています。
このびわ茶、びわの葉っぱ自体が磁石の役目をして、その磁力がマイナス電子を体内から引っ張り出してくれるという変わり者。炎症の起きている場所の静電気を取り除くのです。お茶を保湿作用のある蜂蜜などと一緒にスプレーボトルに入れて炎症のあるところに直接塗布、または煮出したお茶をお風呂に入れてみてください。化粧水代わりに使うと、美白効果も期待できます。
有馬陽子 (土:乙女座)
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