
シンガポールでは毎年10月から翌年の2月までは雨が降りやすく、そして気温も下がります。雨季の始まりです。
雨が降ると眠くなりませんか?シンガポールではよくあるスコール。「なんだか急に眠たいなぁ、と思って外を見ると大雨」 、なんて経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか。
雨が降るとなぜ眠たくなるのか?というと、 気圧が低くなるからです。気圧が低くなると、大気の圧力が緩み、締まっていた血管が緩み、血液の循環が良くなります。身体はお休みモードに入ります。このお休みモードでは、身体は1日でいう夜の代謝の時間と同じ働きをします。エネルギーの回復をし、傷んだところの修復をするのです。
活動的に動き回るためのエネルギーを、この回復と修復のエネルギーに使うタイミングなので、体感では眠くなり、休息モードになるのです。この時は修復のための「炎症モード」でもあるので、肌荒れ、咳、関節の痛みなどの慢性症状は悪化しがちです。この雨季の間は、デトックスの時間だと理解してのんびり過ごすことも必要でしょう。
そうはいっても、 雨が降るたびにゆったり過ごすだなんて、そんな生活を送れる人はそう多くはありませんよね。仕事もあるし、家事もある。気圧が下がった雨の日には、 濃い緑茶やコーヒーが頼りになる助っ人です。お茶やコーヒーに入っているカフェインは交感神経を高ぶらせ、活動モードにスイッチを入れます。うまくオンオフをマネージメントして雨季も上手に乗り切りましょう。
私たちの身体は、天候や季節、それに月の動きにまで影響を受けています。それは私たちの身体が、細胞でできているのにもかかわらず、その細胞が目に見えない大きな環境という条件によって影響を受けることを意味しています。自分の体の変化を時々意識して眺めてみてはいかがでしょうか。それが健康への第一歩にもつながるのです。
有馬陽子 (土:乙女座)
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