43132517 - children (boys, hands) hugging pine, playing and having fun outdoor in summer forest (park). environmental protection concept.

生活の至る所で見かける“キレイキレイグッズ“。これがアレルギー体質の原因の一つです、と言ったらみなさんは驚くでしょうか。

私たちの体には、自然治癒力という力が備えられています。体を守るために、敵とみなした相手をやっつける免疫戦士たちの存在です。その戦闘チームは大きく2つに分かれます。

細菌や微生物など、体にとって急性的な脅威となる敵と戦う戦闘能力の高い「貪食チーム」。
体には現状では脅威とならなくても 悪影響を及ぼす可能性のある存在に、 手錠をかけて いく 「アレルギー抗体 チーム」。
体は、凶暴な敵が入ってきた時には貪食チームが発動し、アレルギー抗体チームの活躍は、ベンチ入りしています。

さて、 良かれと思ってやってきた衛生対策は、実は、私たちの生活圏内にいる微生物たちを片っ端から排除していることになるのです。貪食チームは危険な菌の処理に奔走しますが、その仕事がなければその分のエネルギーはアレルギー抗体チームの発動に回されます。結果として、アレルギーの感作作用が高まるのです。

本来私たちは、木の家に住み、野っ原を駆け回り、夏になれば川や海で泳いでいました。野良仕事をし、土壌や自然にあふれる様々な菌たちと共生していたのです。 菌にまみれることによって、おのずと体のエネルギーは菌の退治に集中することになり、アレルギー反応を起こす免疫作動にスイッチが入りにくかったのです。

菌と仲良く付き合っていくには。まずは家庭から抗菌グッズをなくすというのも一つの提案です。また、お味噌などの発酵食品を自宅で作るのも、家にいる菌を増やすのに一役買います。子供と遊ぶ時は室内の遊び場ではなく、できるだけ外で、自然に触れられる場所を選ぶ。など、今の住環境でもできることはいろいろとあります。

 

有馬陽子 (土:乙女座)

 

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