『パリジェンヌ』と言えば、身近ではなくとも、そのセンスや装いが注目され、雑誌では彼女たちの暮らしぶりや着回しコーディネート術が特集を組まれていますが、私自身フランス・パリを訪れたときに感じたのが、彼女たちの圧倒的な「女性らしさ」でした。

それは 醸し出される雰囲気そのもの、言い換えれば「わたしは女よ」というオーラ。

例えば、フランスに住む義理の叔母達は70歳前後の年齢ですが、彼女たちの自宅にお邪魔すると、さりげなくボディラインの分かるようなシックなワンピースに、足元は少しヒールのある靴といった装いで迎えてくれたり、クリスマスの日にノースリーブのお洋服を着ていたり。これは日本ではなかなか見ない光景です。

また、お店で洋服を試着すると必ず、サイズはいちばん体にフィットしたもので、デザインは、よりセクシーで女性らしく見えるものを「これよ!」と勧められます。その店員さんが男性であっても、女性であってもです。

何歳になっても、結婚していてもしていなくても、子どもがいてもいなくても、女性が女性であることを存分に謳歌してるんです。

日本では、おしゃれをすることや美肌を保つことなど外見の美しさに意識を向けながらも、30歳を過ぎたら・結婚したら・子どもが出来たら etc… あらゆる節目で「女性である」という心をしまい込んでいっているような印象があります。

パリに住んでいた男性が言っていました。「フランスの女性は、近くにいなくても香水のように香ってくる色気がある」と。

それは彼女たち自身の、女性性に対する凛とした姿勢がそうさせているのかもしれません。

 

メナジェ圭代 (火:獅子座)

メナジェ圭代

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